出会ってしまったから


京にても京なつかしやほととぎす

松尾芭蕉


いつの間にやら半年。
半年ペースで更新するブログなんてあるのかな。



ちびはもうこんなに大人の顔になり。
相変わらずちびのままですが・・・



もちろん心も、童のまま。

そして、私は京都の街中に引っ越しました。
西京で育って、ウン十年。
今まで知らなかった京都を満喫しています。

新しい趣味。

散歩。
カフェ巡り。
自転車でうろうろすること。




出会ってしまったから。
やりたいことは他にもたくさんあった・あるけれど、
出会ってしまったから、やっていること。

「本当はやりたかったこと」っていうのがあって、
なかなかあきらめられなくて、
その「本当はやりたかったこと」をやっている人を羨んだりもして。

羨ましさを自信に変えること。 by 銀色夏生さん
そこに自分たるゆえんがあるのだから。
「羨ましい人」と違う自分があるのだから。

出会ってしまったものが、
頭で思い描いていた理想ではなくても。

Life is what happens to you while you are making other plans.
(人生とは何か計画を立てているときに、起こってしまう別の出来事。)

これはずいぶん前に出会った言葉。
星野道夫さんのエッセイ『イニュニック』で、
友人のブッシュパイロット、シリア・ハンターさんの言葉として書かれていたもの。

その後ガイア・シンフォニー第三番で、シリアさんを見て、言葉と行動と考えが一致している人だと感じました。

星野さんも、シリアさんももうこの世にはいない人達だけれど、
この言葉はずっと私の中で生きて、
そして、ようやく、もしかしたら、本当の意味がわかってきたのかもしれないとも思います。

出会ってしまったものの話をしていきたい。

その一つが、京都。
赤ん坊のとき以来のお付き合い。

とりわけ、北の鴨川沿いに、
住みたいって思ったのはいつ頃からだったか。

願っていたことはなんだかんだと叶っていくようでもあり。
そして、願いが叶うのが嬉しいのは、叶わない願いもあるからなのでしょうね。


京にても京なつかしやほととぎす


出会っていても、また出会いなおして、
その意味を新たにかみしめる。
再び、ゆったりと味わう。

ほととぎすが鳴いて、導いてくれる。


また半年後にはならないように、短く続けていこう、と思います。
今日はここまで。

 

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